自然からもらった幸せの「it」
2020.06.29
農家の親戚から新じゃがと新玉ねぎを段ボール箱にいっぱいいただいた。
80歳のおじいちゃんが、あれやこれやと大量の野菜を畑で作るそうだ。
家用に少し収穫して食べると、残りはお嫁さんが収穫してきれいに洗い、箱詰めしてあちらこちらの親戚に配る。
新じゃがと新玉ねぎの前は、筍をいただいた。掘ってすぐに湯がいた筍を、ジップロックに入れて送るのもお嫁さんの仕事だ。
スーパーで買う筍と、味が全然違った。
今回いただいた新じゃがと新玉ねぎも、味が全然違う。
おじいちゃんが、野菜の苗や種を蒔く。
雨が降り、太陽の日差しを浴び、野菜はすくすく育つ。
コロナウイルスも関係ない。
たくさんできて、収穫する。
お嫁さんが収穫を手伝い、あちらこちらに配って、皆が感謝する。
植物や自然は、えらいなーと思う。
植物や自然に携わっている農家の人もえらいなーと思う。
テレビは毎日コロナウイルスのことを言い続け、
「駅前の人混みが減った」「増えた」「仕事がなくなった」と不安な気持ちになることばかりである。
しかしその間、野菜は土の中で静かに育っていたんだな、と思う。
いただいた新鮮な野菜を食べていると、ふっと超越した気持ちになる。
なぜだろう…
喜んでいても悲しんでいても、日は上り、日は落ちて、雨が降り、風が吹き、野菜が育った。
by Kazkaz